プラスチックは通常、溶融状態で成形加工され、その溶融状態における最も基本的な特性が溶融物性である。 キャピラリーレオメーターでは、高剪断速度での粘度測定が可能であり、実際の成形時に近い状態での粘度、剪断応力などのデータが取得できる。また、得られた値にラビノビッチ・バーグレー補正* を適用することで、より正確な粘度データを得ることも可能である。 MFR(Melt Mass Flow Rate)、 MVR(Melt Volume Flow Rate) は溶融樹脂の流動性を数値化したものであり、成形性を評価する指標になる。また、MFRとMVRを同時測定することにより、溶融密度を算出することも可能である。 以下に種々の溶融物性評価法の概要を示す。 *ラビノビッチ・バーグレー補正: 非ニュートン流体の剪断応力補正
検索番号:6e001
〒299-0265 千葉県袖ケ浦市長浦580-32
〒450-0003 愛知県名古屋市中村区名駅南1-24-30(名古屋三井ビル本館)
〒550-0004 大阪府大阪市西区靭本町1-11-7(信濃橋三井ビル)
〒740-0061 山口県玖珂郡和木町和木6-1-2
▶ホーム
▶プライバシーポリシー
Copyright © MITSUI CHEMICAL ANALYSIS & CONSULTING SERVICE, INC. All Rights Reserved.