コールターカウンター法による
精密粒度分布測定

概要


コールターカウンターは、電解質溶液中の粒子がアパチャーを通過する際に生じる電気抵抗変化を電圧パルスとして検出し、粒子の体積と数を測定する装置である。パルスの大きさは粒子体積に比例し、発生回数は粒子数に対応する。これにより、精密な粒度分布解析が可能で、粉体特性評価や分散状態の確認など、材料評価に広く利用されている。微細粒子から粗粒まで、正確な粒度分布を取得できるため、品質管理や研究開発に最適な手法である。



コールターカウンター法により得られる情報と特徴


得られる情報特徴
・粒度分布
 平均粒径、中位径、最頻径など
 体積%、個数%での解析が可能
・微粒子や粗大粒子の数や割合
・粒形範囲
 1 ~ 240 μm (アパチャー径による)

アパチャー径 測定範囲
50 μm 1 ~ 30 μm
100 μm 2 ~ 60 μm
200 μm 5 ~ 120 μm
400 μm 8 ~ 240 μm

特徴
・粒子の向きや形状の影響を受けない。
・色や透明度に関係なく粒子体積を測定できる
・粒子の相対数、実数が測定できる
・レーザー回折・散乱法では検出できない
 微量の粗大粒子の検出も可能

サンプル・制限
・ポリマー(パウダー・スラリー)
  必要量  パウダー;0.1g 程度
       スラリー;数mL(濃度による)

・水溶性の物質は測定不可



測定例


超高分子量PE 微粒子パウダーの粒度分布
mcanac
粒子直径 (μm)
mcanac
粒子直径 (μm)
粒子径 / μm
平均径 中位径
(D50)
最頻径 D99
試料 A 11.7 11.3 11.4 31
試料 B 11.4 11.3 11.2 15
※D99:体積積算頻度99%の点を示す

  • 平均径、中位径、最頻径に有意な差異は認められない
  • 試料A は試料B に比べ粗大粒子が多いことがわかる

コールターカウンターではレーザー回折・散乱法では検出できない微量の粗大粒子の検出が可能




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