スリップ性 (摩擦係数) 試験

概要


スリップ性試験では、フィルムを試料台に置き、規定の荷重 (滑り片) を滑らせた時の滑り片下面材との静摩擦係数および動摩擦係数を評価できる。摩擦係数が高い (≒滑りにくい) と、成形時や巻き取り時のシワの発生や、内容物を充填しにくくなるなどの不具合が起こるため、スリップ性はフィルム製造工程における重要な指標となる。



試験内容 参考規格 JIS K 7125、ASTM D1894


同一材料又は他材料の上を滑らせたときのフィルム及びシートの滑り出し時及び滑り時の摩擦力を測定する

静・動摩擦係数(-) = 静・動摩擦力(N) / 荷重(N)
  • 静摩擦力(N):滑り片が動き出す瞬間( 閾値を超えるため) に必要な力
  • 動摩擦力(N):与えられた速度で滑り片の滑り運動が持続するために必要な力
mcanac
mcanac


各種フィルムサンプル同士の摩擦係数


<測定条件>
同一フィルムサンプル同士を測定
試験速度:200mm/min  荷重:200g (1.96N)
測定環境:23±2℃、50±5 %RH

mcanac
*PTFE: ポリテトラフルオロエチレン
  • 親水化LDPE および親水化PET フィルムとも、それぞれの親水表面同士では未処理表面同士よりも摩擦係数が高い。
    ⇒表面処理により微細な凹凸が形成されたと推測。

  • PTFE* は他のフィルムと比較し摩擦係数が低い
    ⇒化学的に不活性な表面を持ち表面エネルギーが低い。一般にPTFE はフィルム加工時の表面の平滑性が高い。

※フィルム同士での測定の他、対SUS、
 対ガラスでの測定も可能
※液体の存在下のような、使用環境に
 近い状態での測定も可能

条件についてはご相談ください



検索番号:6m007




  •  分析メニュー・事例



お問合せ

《CONTACT》

分析についてのご相談などお気軽にお問合せください。
弊社担当営業よりご案内させて頂きます。
WEBからのお問合せはこちらから。


東日本営業グループ
TEL.0438-64-2341 FAX.0438-64-2399

〒299-0265  千葉県袖ケ浦市長浦580-32


東海営業グループ
TEL.052-587-3617 FAX.052-587-3618

〒450-0003  愛知県名古屋市中村区名駅南1-24-30
(名古屋三井ビル本館)


西日本営業グループ
TEL.06-6446-2960 FAX.06-6446-2970

〒550-0004  大阪府大阪市西区靭本町1-11-7
(信濃橋三井ビル)


西日本営業グループ(岩国営業チーム)
TEL.0827-53-9190 FAX.0827-53-8894

〒740-0061  山口県玖珂郡和木町和木6-1-2


Copyright © MITSUI CHEMICAL ANALYSIS & CONSULTING SERVICE, INC. All Rights Reserved.