走査型プローブ顕微鏡による不織布繊維の局所表面物性

概要


不織布に求められる性能の一つに、肌触りが挙げられる。繊維表面のミクロレベルな状態 (表面粗さ、添加剤の分布など) は、肌触りに影響する因子となりうる。
走査型プローブ顕微鏡 (SPM) は、ミクロレベルでの表面形状評価に加え、局所的な物性の評価も可能である。ここでは、不織布の繊維表面を分析した事例について紹介する。



不織布繊維の表面形状評価


mcanac

  • ➡一本一本の繊維表面のミクロレベルの凹凸を、評価する事ができる。
  • ➡形状に加えて、平均面粗さなどの、凹凸の数値パラメーターの算出も可能。


不織布繊維の局所物性評価:滑剤塗布品と未塗布品の比較


表面の化学状態の評価

繊維表面の摩擦力(化学修飾探針で測定)

mcanac
  • 滑剤塗布品は、摩擦力(表面における化学的相互作用)が低い傾向が見られた
    ⇒表面が疎水的

※摩擦力は探針のねじれ信号(V: 電圧) の大小として評価

滑剤の分布の評価
繊維表面の位相像 (測定範囲:2 μm × 0.5 μm)
mcanac
  • 未塗布品と滑剤塗布品とで、位相像の見え方(表面の硬さ・軟らかさや、吸着の強さを反映)が異なり、滑剤の分布が観察された。滑剤塗布品の明るい部分が滑剤部である

SPMでは、繊維表面の形状に加えて、化学状態や滑剤の分布などを評価できる
➡不織布を始めとした高機能繊維の機能発現メカニズム解明に貢献できる




検索番号:4100




  •  分析メニュー・事例



お問合せ

《CONTACT》

分析についてのご相談などお気軽にお問合せください。
弊社担当営業よりご案内させて頂きます。
WEBからのお問合せはこちらから。


東日本営業グループ
TEL.03-6880-7695 FAX.03-6880-7696

〒104-0028  東京都中央区八重洲2-2-1 東京ミッドタウン八重洲  
八重洲セントラルタワー 17階


東海営業グループ
TEL.052-587-3617 FAX.052-587-3618

〒450-0003  愛知県名古屋市中村区名駅南1-24-30
(名古屋三井ビル本館)


西日本営業グループ
TEL.06-6446-2960 FAX.06-6446-2970

〒550-0004  大阪府大阪市西区靭本町1-11-7
(信濃橋三井ビル)


西日本営業グループ(岩国営業チーム)
TEL.0827-53-9190 FAX.0827-53-8894

〒740-0061  山口県玖珂郡和木町和木6-1-2




Copyright © MITSUI CHEMICAL ANALYSIS & CONSULTING SERVICE, INC. All Rights Reserved.