リチウムイオン電池
正極材の寿命試験前後の比較分析

概要


リチウムイオン二次電池の寿命試験により性能低下した正極材を評価するには、深さ方向でのEELS測定が有効である。

装置:電界放出型透過電子顕微鏡(FE-TEM)

機能:電子エネルギー損失分光法(EELS、Electron Energy Loss Spectroscopy)



正極材の透過電子顕微鏡(TEM)断面像


寿命試験前

mcanac

寿命試験後

mcanac

TEM像から寿命試験後では正極表面に変質層(黒色)が観察された



正極材の電子エネルギー損失分光(EELS)スペクトル


深さ方向におけるCo-L 2 , 3 edge近傍のEELSスペクトルの比較


mcanac

劣化により正極表面で低価数のCo酸化物が生成
このため、寿命試験後の正極表面側でCo-L 2 , 3 edgeが低エネルギー側にシフトしている




検索番号:4027




  •  分析メニュー・事例



お問合せ

《CONTACT》

分析についてのご相談などお気軽にお問合せください。
弊社担当営業よりご案内させて頂きます。
WEBからのお問合せはこちらから。


東日本営業グループ
TEL.03-6880-7695 FAX.03-6880-7696

〒104-0028  東京都中央区八重洲2-2-1 東京ミッドタウン八重洲  
八重洲セントラルタワー 17階


東海営業グループ
TEL.052-587-3617 FAX.052-587-3618

〒450-0003  愛知県名古屋市中村区名駅南1-24-30
(名古屋三井ビル本館)


西日本営業グループ
TEL.06-6446-2960 FAX.06-6446-2970

〒550-0004  大阪府大阪市西区靭本町1-11-7
(信濃橋三井ビル)


西日本営業グループ(岩国営業チーム)
TEL.0827-53-9190 FAX.0827-53-8894

〒740-0061  山口県玖珂郡和木町和木6-1-2




Copyright © MITSUI CHEMICAL ANALYSIS & CONSULTING SERVICE, INC. All Rights Reserved.