リチウムイオン二次電池
電極のバインダ樹脂の解析

概要


バインダ樹脂は、リチウムイオン二次電池 (LiB) の正極・負極において活材と集電体を結着する役割を果たす。通常カーボンブラックとの混合物であるため、赤外分光法では樹脂の特定が困難である。
熱分解GC/MS分析をおこない、検出された熱分解生成物を解析することにより、使用されているバインダ樹脂を特定することができる。
また、添加剤等の解析にも応用することができる。



分析例 リチウムイオン二次電池の正極・負極の熱分解GC/MS分析


加熱条件 : 590 ℃、1 分
mcanac

熱分解GC/MS分析の結果から、リチウムイオン二次電池の電極に使用されているバインダ樹脂を次の通り特定した

  • 正極:ポリフッ化ビニリデン樹脂

  • 負極:スチレン/ブタジエンの共重合樹脂




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