粒子分散液 (スラリー) についてパルスNMR で測定した横緩和時間 (T2) を解析することで、液中での粒子の分散安定性や、粒子と液体の親和性 (濡れ性) を評価できる。これにより、粒子の沈降・凝集の程度や粉体の表面処理の効果、分散不良の原因などを調べることができる。
カーボンブラックスラリーについて調製直後と長期保管後の粒子の凝集状態を評価した。
長期保管後ではRsp の低下が認められたことより、有効な表面積の減少(粒子の凝集)が推定された
活用例:分散条件の異なるスラリーの分散性評価経時測定による分散安定性の評価
表面状態の異なるラテックス粒子について、水との親和性( 濡れ性) を相対評価した。
親水性のCOOH 基で修飾したラテックス粒子表面は、未修飾表面よりもRsp が大きく、水との親和性が高い
活用例:粒子の表面処理の評価、適切な分散媒の選択
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