リサイクルポリプロピレン中の異種プラスチック含有量
-1H-NMR-

概要


リサイクルポリプロピレン (PP) には、リサイクル過程で異種プラスチックなどの成分が混入する懸念がある。これらの不純物は、材料特性や加工性に影響を及ぼす可能性があるため、回収プラスチックの選別精度向上やリサイクル工程の最適化、さらには材料の適切な利用に向けて、各種成分の種類および含有量を正確に把握することが重要である。
本資料では 1H-NMR によるリサイクルPP中のポリマー成分組成の評価例について紹介する。



評価スキーム (例)


mcanac


リサイクルPP中に含まれるポリマー成分組成の分析例


mcanac
  • 主成分PPに加え、PE、PS、PETなどの異種プラスチックに由来するNMRシグナルが検出された
    ➡各成分に由来するシグナル強度から、成分組成が算出できる
  • オレフィン系ゴムが存在する系やPP/PE比によっては1H-NMRのみからではPPとPEの切り分けが困難な場合がある
    ポリオレフィン成分の詳細解析には、13C-NMR、TGIC、CEF、DSCなどの追加分析が有効である



検索番号:1083




  •  分析メニュー・事例



お問合せ

《CONTACT》

分析についてのご相談などお気軽にお問合せください。
弊社担当営業よりご案内させて頂きます。
WEBからのお問合せはこちらから。


東日本営業グループ
TEL.0438-64-2341 FAX.0438-64-2399

〒299-0265  千葉県袖ケ浦市長浦580-32


東海営業グループ
TEL.052-587-3617 FAX.052-587-3618

〒450-0003  愛知県名古屋市中村区名駅南1-24-30
(名古屋三井ビル本館)


西日本営業グループ
TEL.06-6446-2960 FAX.06-6446-2970

〒550-0004  大阪府大阪市西区靭本町1-11-7
(信濃橋三井ビル)


西日本営業グループ(岩国営業チーム)
TEL.0827-53-9190 FAX.0827-53-8894

〒740-0061  山口県玖珂郡和木町和木6-1-2


Copyright © MITSUI CHEMICAL ANALYSIS & CONSULTING SERVICE, INC. All Rights Reserved.