ゴムの劣化解析
分子運動性との相関 -パルスNMR-

概要


ゴムは劣化により柔軟性が低下し、圧縮永久ひずみ (CS) が大きくなる。パルスNMRでCSと分子運動性の相関を解析し、劣化度合い (寿命予測) の指標として用いることが可能である。



圧縮永久ひずみ (CS) とパルスNMRの分子運動性の相関


  1. 劣化条件に関わらずCSとパルスNMRの横緩和時間 (T2) と相関関係を確認

  2. CSとT2関係より、パルスNMRを測定することで、実際の経年使用品の寿命予測可能

  3. 残存の可塑剤量、膨潤度の測定を組み合わせることにより、CS低下の要因解析可能


   圧縮永久ひずみ (CS) とパルスNMRのT2値との相関   

mcanac

サンプル:実使用ゴムパッキン

mcanac

パルスNMRの利点 (CSとの比較)


  パルスNMR 圧縮永久ひずみ (CS)
サンプル形状 形状問わない 直径 29 mm、厚み 12.5 mm の円柱状
サンプル量 1 g -
測定時間 1分 以内 最短 24時間
評価対象 ゴム自体
(無機フィラー、発泡の影響除く)
添加物含む



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